『五劫思惟(ごこう しゆい)』

五劫思惟(ごこう しゆい)

 とてもとても長い時間の事をインドで「カルパ」といいました。

中国の方がそれに「劫波」という字を当てました。

 思惟とは考え続ける事。

私が「なんまんだぶ」とお念仏を称えたり、お寺にお参りしたり出来ていること、実はその元に阿弥陀さまという仏さまの永い永い思惟があってくださったのです。

 阿弥陀さまは私の事を考え続けてくださっているのです。

わたしの“いのち”は阿弥陀さまに考えられ照らされ護られているものだったのです。

-2021西法寺除夜の鐘 記念番号札-