
2025年4月7日㈪・8日㈫、西法寺「永代経法要」を勤修いたしました。
法要勤修にあたり、お支えくださった皆さま、誠に有難うございました。

お仏事「おみがき」
永代経法要に先立って、4月某日に西法寺お同行さまとご一緒に「おみがき」を行いました。
【おみがき】とは?
ご本堂のお内陣(正面に佇む一段上がったところ。阿弥陀さまのお悟りの世界=お浄土が顕現してくださっている空間と味わう)のお飾りを取り外して、布などで丁寧に“みがく„お仏事のひとつ。主に、永代経や報恩講など大きな法要前に行うことが多い。

軍手をはめて、専用の布でお飾りを磨いていきます。
(中には結構重たいものもあるので、テーブルから落ちないよう気をつけながら…)
普段拝見しているお内陣のお仏具に、直に触れていただくことのできるお仏事「おみがき」。
おかげさまで、お飾りはピカピカになりました。ありがとうございました。



ちなみに今回は、お供物並べもご一緒に。(あっという間に完成!)
終了後は、テーブルを囲んでお茶とお菓子をいただきました☺
次回は、秋の報恩講(ほうおんこう)法要前に行います。お仏事「おみがき」体験、気になる方はぜひご一緒にいかがですか?
永代経法要当日
ご法話講師には、山本攝叡(やまもと せつえい)和上-定専坊/行信教校講師をお迎えしました。
如来、無蓋の大悲をもつて三界を矜哀したまふ。世に出興するゆゑは、道教を光闡して、群萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲してなり。
お釈迦さまの「出世本懐(しゅっせほんがい)」についてのお話を元に、私自身がこの世に生まれてきた意味を教えを通じて改めて考えてみる、そんな尊いひとときを2日間に渡りお味わいさせていただきました。
【初日昼座】は、8名のお同行とご一緒に。

【初日夜座】は、2名のお同行とご一緒に。
例年、この夜座は西法寺住職がお取り次ぎさせていただいています。

【2日目昼座】は、13名のお同行とご一緒に。
ご都合でなかなかお寺にお参りいただくことができなかったお同行同士が、この「永代経法要」を場として久々に再開できたという有難いひとときも。

阿弥陀さまのお念仏のみ教えが、この地域、このお堂を通じて、有縁の皆さまの上に永きに渡って伝わり続けていくことを念じながら勤めさせていただく法要、「永代経(えいたいきょう)」。
無事に2日間、お勤めさせていただくことができました。有難いご法縁でありました。

さて、来月のご法座『定例法座(じょうれいほうざ)』は5月13日㈫14時開始です。
ご法話講師には、三原雄高(みはら ゆたか)師-浄徳寺-をお迎えします。
こちらもぜひぜひお参りお待ちしています☺
