2034年、西法寺は「開基500年」を迎えます
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西法寺は、阿弥陀仏(あみだぶつ)をご本尊とし、親鸞聖人(しんらんしょうにん)を宗祖として仰ぐ浄土真宗本願寺派(西本願寺/お西さん)のお寺です。

豊中のまちなか 城山町の地で、ご門徒さまや地域のみなさまに支えられながら、伝わり続けるご法義(仏さまのみ教え)を大切にお護りしています。
はじまりはひとつのきっかけ

西法寺の歴史は、今からおよそ490年前にさかのぼります。
城山町は、かつて「福井村」という名前でした。その村の長であったのが星野四郎太夫 (法名:了忍)。彼が浄土真宗に帰依し、1534年(天文3年)、自宅に「念仏道場」を建てたことが西法寺のはじまりです。
そのきっかけは、当時本願寺が教えを広めるために行っていた手法のひとつ、
「村の長に対して教えを説く」
ということでした。
教えを受けた星野四郎太夫は浄土真宗本願寺派第10代宗主証如上人に出願。その際に賜った阿弥陀如来の絵像本尊※を御安置するために自宅に道場を建てました。
こうして西法寺は、了忍(星野四郎太夫)を初代に「念仏道場」として福井村の地に開基したのです。
※記録としては明治8年までは残存、現在は不明。
寺号「西法寺」を拝受
「念仏道場」として開かれた西法寺は、開基から凡そ140年後、大きな転機を迎えます。
1672年(寛文12年)4月、西法寺第6代浄念の頃に浄土真宗本願寺派第14世宗主寂如上人より 阿弥陀如来の木仏本尊※と共に正式に寺号「西法寺」を賜ることとなりました。
ここから西法寺は、念仏道場から「寺院化」への道を辿っていきます。
※現在ご本堂のご本尊(阿弥陀如来木像)は、1708年(宝永5年)大阪阿波座堀の大津屋氏(法名:心入)より寄進されたもの。
時代を経て
寺院としての荘厳も次第に整えられていきながらも、災害や戦禍によって幾度も被害を受けてはご門徒さま方や地域のみなさまのご協力で修復を繰り返してきました。
そして今からおおよそ70年前の1953年(昭和28年)12月、大阪府より宗教法人としての認可を受け※、宗教法人「西法寺」となりました。
※現行の宗教法人法による。現在は、第18代住職釋慎行として活動に努めております。
地域の一員としてのお寺
時代の移り変わりとともに、まちの姿も変化して参りました。代々続くまちの形もあれば、新しい家やマンションが建ち、いろいろな立場の人がひとつのまちに暮らす姿もあります。
お寺もまた、そうやって動いていく まちの一員です。
西法寺にとって「仏さまのみ教えを伝える」ということについてはもちろん変わることはありません。一方で、まちの一員として果たすべき役割については、「地域の現状」をよくよく考慮したうえで、柔軟に捉えていくことが大切であろうと考えています。
そうした観点から、西法寺では毎月、本堂や境内という環境を「あそび場」・「まなび場」として地域の子たち向けに開放する取り組み(子たちのはぐくみ 支縁活動『さいほうじLABO』)を行っています。

開基500年(2034年)に向けて
お寺の方から地域に向けて具体的なアクションを取っていくこと、また情報発信(掲示板・WEBサイト※・各種SNS)を継続することによって、いわゆる“見えないお寺の境界線” に対する意識を少しずつ減らしていき、それが結果的に地域の一員としての西法寺という姿につながっていく。
ご法義(仏さまのみ教え)をお護りする中で、そんなこれからのために日々、法務に取り組んでいます。
※初代webページからネットでの情報発信がはじまりました。
今度とも、どうぞよろしくお願いたします。
令和7年6月
西法寺


